オープンハート

グラーツの生活で、辛いことを書きがちなのですが

(主に差別など対人関係で...)

70%の人はとても良い人なので、

誤解のないように良い人たちのことも書いておこうと思います。

 

私たちの住むアパートは実にいろいろな人が住んでいます。

おそらく1960年代頃に建ったと思われる

鉄筋の12階建ての建物で、周囲の4階建てのOld Building

(こちらはだいたい1900年頃の建物たち)からは

にょっきり飛び出たアパートです。

 

高齢な方、中年の方、すぐ隣の大学に通う大学生

などなど様々な人が住んでいますが、(おそらく55世帯ほど。

内子育て世代は2世帯だけ)

私たちが恐る恐る引っ越してきてからすぐ、

エレベーターで出会うと挨拶はもちろんのこと、

「どこからきたの」「グラーツには慣れた?」

「日本?遠いわね!」「子供の騒音?気にする人は

ここにはいないよ。子供の声は幸せなこと。」

など、優しく声をかけてくれます。

 

中でも特にとても優しく、オープンハートに接してくれるのが

3階に住む初老の女性で、

この方はいつも出会うと、チョコレートをくれます...!

「日本が恋しいんじゃない?ママもチョコレートはいどうぞ、」

と私にまで板チョコ(大きい)をくれて

家に招いて二匹の猫を見せてくれました。

 

私が日本に住んでいたとして、見知らぬ外国人に

ここまで親切に心を開いて接することが、

果たしてできるだろうか?と思うと、

この人たちはなんて心が広く、

キリスト教の精神を深く体現しているのだろうと

感動してしまいます。

 

もちろん、色々な人はいて、風当たりが強すぎて

塞ぎ込んでしまうこともありますが、

この太陽みたいな人たちのおかげで外国人の

私でもなんとかかんとか、ここに暮らすことができています。

 

芸術を感じる心もそうですが、

人間は「人間であれば」

外見は違っても精神は違わないと

体感する毎日です。

 

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